6月1日、日本のベトナムフェスティバルとハノイの交流ライブ配信が無事に終了いたしました。
(今回行われたベトナムフェスティバルについての詳細は、前回の記事を参照ください)
代々木公園イベント会場V52「Ô Ăn Quan~~ホッとひといき ベトナム家~」ブースとハノイの日本語教育センターをZoomで繋ぎ交流をいたしました。JIFAが連携をしているAUCO日本語センターの書道活動の様子をZoomを使用し、ブースへと足を運んでいただいた方に観ていただき、教室の雰囲気や生徒の真剣な様子を見守っていただく、という企画です。
配信プログラムは、ハノイの生徒が書道活動をする様子、日本の代々木公園のベトナムフェスティバルの熱気レポート、相互質問コーナーなどです。
質問コーナーでは、日本側から「好きなアニメやマンガは何ですか」という質問を受けたり、生徒の自己紹介のあと、「日本語を上手く話すには何をすれば良いですか」…など、日本語でさまざまな質問をしました。いつもと違った雰囲気で日本の方々とのオンライン交流に、少し緊張していたようですが楽しい時間を過ごすことができました。
実は生徒の多くはセンターに来てまだ数週間しか経っておらず、形容詞も未習でした。しかし、今回のために日本語での質問を頑張って練習してくれました。このようなイベントを通じ、「頑張ろう。やってみよう」というきっかけになっているというのは生徒たちにとってとても良いことだと感じます。これも一つの成長過程です。
ベトナムフェスティバルの熱気を伝えるリポートでは、ベトナム料理のバインミーやフォー、ブンチャーなどの飲食店、ベトナムの通信会社などのブースの他に、毎年人気のベトナムの伝統芸能『水上人形劇』も紹介していただきました。水上人形劇では開演を待つ人達で大行列で、みんな楽しみにしている様子が伺えます。
ハノイの生徒たちは、とても興味深い様子で日本のベトナムフェスティバルを観ていました。日本でこのようなベトナムに関するイベントをやっているのだな、と感じてもらうことができとても良かったと思います。
野外からのリポートですので、多少通信のトラブルがあったものの、時間通りに進行し今回の生配信は成功裡に終了いたしました。
その後、生徒たちからは、「とてもたのしかったです!」というフィードバックをいただいています。今回のイベントにより、今後の日本語学習のモチベーションへとつながることを期待しています。生徒たちの一部は日本へ行くまでにまだあと4ヶ月ぐらいありますが、みなさん学習をあきらめずに頑張ってくださいね!
配信を観てくださった視聴者のみなさま、代々木公園で配信のための機材設置にご協力いただいた株式会社PMC、NPO法人ADOVO所属の学生さんたち、本当にどうもありがとうございました。
今回の書道活動の様子、生徒たちの作品を動画にまとめましたのでぜひご覧ください(
注意:40秒程度 音が出ます)活動日時:2024年6月1日(土)
活動内容:書道(日本へ向けてライブ配信)
場所:AUCO日本語教育センター(ハノイ)
活動講師:更井さおり(日本国際親善協会教育部)