11月1日に告知をおこない作品展への出品、絵手紙・書道・フリー(テーマは桜)・歌唱を募集いたしました。
そして先日、12月2日JIFA学資支援授与式の同日に「JIFA作品展」が開かれ優秀作品には賞状と賞金が授与されました。
今回は第1回目ということで2つの学校から出品を募り、出品数はあまり多くはありませんでしたが、個性的な作品が集まり見応えがありました。
厳正なる審査の上、3名の入賞者が決定し学資支援授与式のイベントの中の一つとして作品展授与式が行われました。
受賞者と作品は以下の通りです。
金賞:Ngo Thi Uyen (ゴ ティ ウェン)/ THASENCO日本語教育センター
銀賞:Le Ngoc Toan(レ ゴック トアン)/ GOLDEN外国語センター
銅賞:Nguyen Thi Tam (グェン ティ タム)/ GOLDEN外国語センター
おめでとうございます!以下入賞者の作品です。
参加者のすべての作品はこちらから観ることができます。
今回、歌唱部門には残念ながら応募がありませんでした。「日本語で歌う」課題ですが、日本語の歌詞ということでみなさん非常に難しく感じたのではないでしょうか。しかし、どんな歌でもOKにしてしまうと日本文化への理解、または日本語能力の向上につながりません。あくまでも日本語教育の一貫ですから、次回も日本語の歌詞ということで限定し、生徒には果敢にチャレンジしていただきたいと思っています。
一つの作品を仕上げる、ということは様々な要素が必要です。例えば、想像力、集中力、緻密さ、時間の管理(期限を守る)など。その中でも特に今回私が生徒にうるさく言っていたのが「時間の管理」です。勉強の合間の少ない時間の中で期限を守ることの大切さを教えたかったです。作品の提出は当日に間に合えば良い、という考えではダメです。提出後の写真のアップロード、複数の審査員による審査、結果の共有、受賞者への準備物、当日の飾り付けなど…出品者“自身”だけの作業ではないのです。時間の管理を意識すると自然と集中力も上がります。しかし、期限に間に合わせるために雑になってしまうのは論外です。そのようにして作られた作品はバレバレです。
これからも生徒たちには“日本人の仕事のやり方”を習得して欲しいと思っています。そして結果、全員が11月26日までの期限を守り当日までにスムーズに準備を進めることができました。
今回、第1回目の作品展開催でしたが、どれも心のこもった力作ばかりで選考するのがとても難しかったのではと感じます。
入賞者やその他の出品してくれた生徒たち、そして審査をしていただきましたJIFA 池田会長をはじめ、株式会社PMC坂井社長、他企業の方々、本当にお疲れ様でした。無事に作品展を終了することができ大変感謝しております。
次回は2024年、第2回JIFA作品展はもう少し規模を大きくして開催できたらと思いますので皆様お楽しみに!